[Kahua] Gaucheで書かれたアプリケーションフレームワーク「Kahua 1.0」

本日のオレンジニュースで知った Kahua に興味をもったので、半日かけてインストールしてみました。

Kahua とは

Kahuaは、Scheme言語処理系Gaucheを使って書かれた、継続ベースのアプリケーションサーバ/フレームワークです。
続きは　http://www.kahua.org/cgi-bin/kahua.fcgi/kahua-web/show/info/About%20Kahua

インストール

Kahua を動かすには、　バージョン　0.8.8 以降のpthreadをサポートした Gauche　が必要です。
Gauche はWindowsでは完全には動かないようで、2.6系列のカーネルの　Linux が良いようなので、まずは VMware に CentOS4.4 をインストールする事にしました。

CentOS4.4 をVMwareにインストール

革命の日々！　を参加にました。ありがとうございます！

  1. CentOS4.4のDVDイメージをダウンロードする為のソフト　BitComet をインストール
  2. ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/4.3/isos/i386/CentOS-4.3-i386-binDVD.torrent をダウンロードし、BitCometにドラックし　DVDイメージをダウンロード。さすがに 2Gbyte あると１時間以上かかりました　^^;
  3. VMwareに新しいVMイメージを作り、CD-ROMデバイスにダウンロードしたDVDイメージを設定
  4. 新しいVMイメージをスタート
  5. 普通に　Linux のインストール
Gauche のインストール
tar xvzf Gauche-0.8.8.tgz
cd Gauche-0.8.8
vi src/main.c

main.c の443行から、以下の太字の行を追加

if (r > 0) {
    ScmObj res = epak.results[0];
    if (SCM_INTP(res)) exit_code = SCM_INT_VALUE(res);
    else exit_code = 70; /* EX_SOFTWARE, see SRFI-22. */
} else {
    /* NB: better error reporting for uncaptured errors? */
    Scm_ReportError(epak.exception);
    exit_code = 70;  /* EX_SOFTWARE, see SRFI-22. */
}
  • 3. make & install pthreads を指定する事 
./configure --enable-threads=pthreads
make
make check
su
make install
  • 2. make & install とりあえず、自分のホームデイレクトリーにインストール
tar xvzf Kahua-0.9.tgz
cd Kahua-0.9
./configure --prefix=${HOME}/kahua --with-staticdir=${HOME}/public_html/kahua
make
make check
make install
make install-examples
  • 3. 起動
($HOME/kahua/bin/kahua-spvr --httpd localhost:8888 >>/tmp/kahua-error.log &)
ps ax


今日はここまで・・・