Trac のお勉強 (1)

最近、よく目にする プロジェクト管理ソフト(Issue Tracking System) Trac を勉強してみようと思い、始めてみました。

Tracの情報

入門記事: 使ってる? Issue Tracking - trac 楽々ことはじめ (MYCOMジャーナル)

日本語版を インタアクト株式会社 が公開しています。 ありがとうございます !!

インストール

CentOS4 にインストールするので、Subversion+Tracの構築 がたいへん参考になりまました。

また、本家のインストール情報も目を通しておきましょう。

インストールメモ

RDBは使い慣れている、PostgreSQLにしました。

RPM でインストールしたソフト


ソースからインストールしたソフト

  • pyPgSQL-2.5.1.tar.gz
 % python setup.py build
 # python setup.py install

Trac 本体は yum でインストール

# vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
以下を追加
[dag]
name=Dag RPM Repository for Redhat EL4
baseurl=http://apt.sw.be/redhat/el$releasever/en/$basearch/dag
gpgcheck=1
enabled=1
gpgkey=http://dag.wieers.com/packages/RPM-GPG-KEY.dag.txt

# yum install trac

バージョン 0.10.3 がインストールされました。ここで 仮の環境で作り動作確認

trac-admin ~/trac initenv

いくつかの質問に答えます。
DBの指定は PostgreSQLでは postgres://ログイン:パスワード@localhost/DB名 のように指定

日本語版のインストールですが、日本語版の説明通り一旦、英語版yum ersae trac でアンインストルし

# python setup.py install

でインストール。 無事に日本語版になったので、CGI or mod_python の設定。
私の環境(VMware上のCentOS4.4)で、1人で使っているぶんには CGI でもそれほど遅くななかったです ^^)

設定ファイルの例

CGI

ScriptAlias /trac /usr/share/trac/cgi-bin/trac.cgi
<Location "/trac">
  SetEnv TRAC_ENV "/home/trac/my_proj"
</Location>

mod_python

LoadModule python_module modules/mod_python.so
<Location /trac>
   SetHandler mod_python
   PythonHandler trac.web.modpython_frontend
   PythonOption TracEnv /home/trac/my_proj
   PythonOption TracUriRoot /trac
</Location>


Subversionリポジトリーブラウザーでソースを眺めると日本語が文字化けしていたので、Tracの設定ファイル trac.ini を以下のように指定

・・・
[trac]
・・・
default_charset = utf8

ヘルプ等も日本語化されていて、勉強には最適です インタアクト株式会社、ありがとう ^^)/