GaucheNight に行ってきました。
昨夜は、Scheme(Lisper)ハッカーが集まるイベントに行ってきました。(私は卒論以来、まとにLispは書いてないですが ^^;)
まず、このイベントを企画、実現したスタッフのみなさん、出演者の方にとても感謝いたします。
とっても楽しいイベントでした \(^^)/
座談会
壇上に、 黒田さん(CommonLispの人)、川合さん(Gaushe作者 Schemeの人)、弾さん(Perlの人)、野田さん(On lisp翻訳者 ?の人)、山下さん(Haskellの人)、Skypeで参加のまつもとさん(もちろんRubyの人)、司会のえんどうさんが、「Gaucheのパワーと楽しさを語れ!」を基にした座談会でした。
CommonLispの人、黒田さんの過激な突っ込みに、河合さんや山下さんが答えながら話題が進むいうパターンが多かった ^^); かなり本質を突いた突っ込みにも関わらず、穏やかに答えて行くハワイ在住の 河合 さんや、さすが仙人の言葉 Haskellを操る 山下 さんの仙人な話が面白かったです。
まつもとさんは、Skypeでの参加でした、最初のマクロの話題あたりは参加されていたのですが、途中から回線が切れてしまいました。 関数言語でない人の話がもう少し聞きたかったです・・・
Lightning Talks「Gauche Gong」
なかなか面白いものが多かった。なかでも小黒直樹さんの「Gauche-rfb」には ヘー 〜〜 !! と思った。
Gauche-rfbは、VNC プロトコルを使ったグラフィカルライブラリーなのです。普通グラフィックスというと、OpenGLのような標準的なライブラリーやOSに依存したライブラリーを想像しますが、VNCプロトコルを話すという事で、OS非依存だし、描画はVNCソフトにまかせられるし、ネットワークワイドだし・・・ ^^)
まとまってないメモ
- CommonLispには完璧な仕様書があり、本当の仕様=処理系になりがちな世界とは違う文化があるらしい
- Haskellは複雑なプログラミングは書けない ^^); 自分の実現したい事をシンプルに捉えられればコードが書ける
- さらに、他の言語での方法を持ち込んだら失敗する
- ハッカー(本物のプログラマー)という感じの人がいっぱい居た
- 河合さんが、このイベントの為に来日していた!
- 全員一致で仕様を策定するSchemeは、なかなか仕様が決まらない。しかも、最終的に反主流派の人は止めてしまうらしい・・・
- CommonLisp は巨大な言語だと言われるが現在の基準からしてもそうなのだろうか? 帰ってきてから思った、こんど誰かに聞いてみよう。
- Mac率がそれほど高くなかった (以前参加したKahua(gaucheを使ったWebFramework)勉強会はかなり高かったが・・・)
トラックバックはここに集まるらしいです→ http://karetta.jp/article/blog/gauche-night/022932
ITpro, 大森さんありがとう! → http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070510/270600/ (5月12日追加 )