Leopard /home の謎がとけた! (/home mystery)

Leopardに移行して困っていた事がありました。お客さまのLinux の実行環境が /home/XXX に構築されているので、Tiger の時には、それにならって /home/XXX に開発環境を作っていました。

しかし! Leopard に移行したら、最初から /home がありました。 そして、そこにディレクトリーやファイルを作ろうとすると

% sudo touch /home/xx 
touch: /home/xx: Input/output error

というエラーが発生し、ディレクトリーもシンボリックリンクも作れないので開発環境はとりあえず /opt/XXX に作ったのですが、ソフトの中にはいくつも /home/XXX を仮定しているソフトがあり困っていました。

検索していたら、Apple Mailing list に /home mystery というスレッドがあるのを発見しました。私と同じように悩んでいる人の投稿で、返答が続き・・・ 結論は

% df 
Filesystem         Size   Used  Avail Capacity  Mounted on
/dev/disk0s2    95Gi   41Gi   54Gi      44%       /
devfs               106Ki  106Ki     0Bi    100%    /dev
fdesc                1.0Ki   1.0Ki     0Bi    100%    /dev
map -hosts          0Bi      0Bi     0Bi    100%    /net
map auto_home   0Bi      0Bi     0Bi    100%    /home
/dev/disk0s3      16Gi   11Gi  5.8Gi      65%    /Volumes/WINDOWS HD

で判るように /home は automountd マウントポイントだったのです!

man を読んでみると /etc/auto_master を変更すれば、マウントポイントを変更出来そうでした。それに NFS など使う事はないでしょうから、思い切って マウントポイント用に /net_home というディレクトリーを作り、それに変更してみました。

ドキドキしながらリブートしてみると、無事 マウントポイントは /net_home になり /home は自由に使えるようになったので、Tiger の時と同じ様な開発環境を作る事ができました! めでたし、めでたし :-)