教育関係者の人へ、OSSコミュニティーで教育をしませんか

昨年の9月から Rails勉強会@東京 で初心者セッションを5回ほど実施しました。
初心者セッションを始めた動機は、

  1. 私はコアな開発者ではないのでコードやノウハウをコミュニティーに提供する事はできませんが、教育ビジネスをやっているので初心者用の教育セッションなら提供できる。
  2. ひょっとしたら参加者の方の会社で教育ビジネスができるかもしれない。

と考えたからです。

その後、5回ほどやってみて判った事は。

  1. 講師としてのトレーニングになる。やはり、講師業は場数です ^^) 教育の数をこなす事で自分自身の鍛錬になります。実際にRails勉強会に毎回の初心者または、自称初心者の方が見えますので、いろいろとトラブルを経験できます。
  2. 教育テキストのリファクタリングができる。教育で使うテキストは最初から素晴らしいものは作れません、何度もそのテキストを使って教えながら受講者が判りにくい部分を修正したり、補足する事で良いテキストに近づいて行きます。
  3. 新しい試みを試せます。やはり有料の教育では失敗は許されないので、どうしても何度も行っている手堅い方法を採用しがちですが、コミュニティーでの教育は多少の不備は許されるので思い切ったアイデアを試せます。(もちろんプロとしては上手く行かなかった場合のフォローが出来る必要はありますが・・・)
  4. 有料の講習と違い、受講者からフランクな意見をもらえる。またブログ等で教育の不備を発見できたりします。受講者から素直なフィードバックは講師には非常に重要です。


ということで、教育関係の仕事をされている方、また社内で講習を行ったりする機会の多い方。
是非、OSSコミュニティーに出向いていって教育をしませんか。 かなりの収穫がありますよ!


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