「人」関連のビジネスをしていると、「成果を約束できない」「品質を保証できない」

プレジデントビジョンという社長のインタビューが読めるメルマガを購読しています。少し前から「株式会社ジェイック」という人材、教育に関する会社の「佐藤剛志」社長のインタビューがはじまりました。


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今回のプレジデントビジョン 株式会社ジェイック 代表取締役 佐藤 剛志 氏 『 お客さまからの要望やお問い合わせなどにできる限りお応えしていく 』 インタビュー の最後で、教育ビジネスの難しさを語られていました。

「人」関連のビジネスをしていると、「成果を約束できない」「品質を保証できない」など、自分たちの思い通りにはならないことが多々あるのです。

教育事業でもたとえば同じ研修を受けたとしても、ある人は「あの研修で生まれ変わった」という人もいれば、逆に「どうも手ごたえが感じられない」という人もいます。

結局、セミナーや研修主催などの教育事業については、発信元である私たちの技量やノウハウももちろんのこと、参加者である受け手のモチベーションやハングリーさも非常に大きく影響してきます。それらにも依存しなければならないので、私たちとしてはビジネス上やはりジレンマとなるんですね。

だから顧客の成果を私たちの成果目標にしていくというのは、非常に難しい話なのです。これは私たちに限らず、業界全体の課題でもあります。

http://www.president-vision.com/index.php?state=backnumber&action=view&id=875

私も、最近やっとこの問題に気が付いたのですが → EY-Officeの教育ビジネスについて考えてみた 。 教育関係のビジネスを長年やられている方でもこの問題で悩んでいるのだと判り、少し安心しました。しかし、この問題は簡単には解決できないという事ですね。