教育は投資です

http://business.nikkeibp.co.jp/images/nbo/200901/nbo_logo_leaf.gif

いつもは殆どスルーな日経のメルマガですが、教育系の記事がタイトルになっていたのでクリックしてみました。不況で削減できる研修など会社の自己満足に過ぎない」:日経ビジネスオンライン

「人材こそが企業の最大の財産である。人材の優劣が、企業の競争力の強弱に直結する。業績が悪いから教育投資を極端に減らすような企業に、人は育たない」と教育研修内容の見直しに取り掛かった小売業の人事部長は言う。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20090917/205055/?P=3

昔は、とりあえずコンピュター言語が書ける人を作り、後は現場でOJTを中心とした教育を行いながら何年か掛けてソフトウェア技術者を育ていくことで成り立っていたようですが、現在はそんな悠長な時代ではありません。従来の延長ではない新しい技術が次々に現れるなか、その本質をとらえながら現実の問題を新しい技術を使って効率的に実現できるソフトウェアエンジニアが求められているのではないでしょうか?

そのような優秀なソフトウェアエンジニアこそが、ソフトウェア開発会社の資産ではないでしょうか。

また、情報システム会社の人事課長からは、「底上げ教育(基礎的で普遍的なスキル向上)と投資すべき対象のみに投資する集中投下のバランスをいかに取るかが課題。本当は、投資しても意味を成さない人には教育しない方針を明確にしたい」という厳しい意見も出ている。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20090917/205055/?P=3

ソフトウェアエンジニアの生産性を厳密に計るのは難しいですが、出来るエンジニアと出来ないエンジニアの生産性の差は、場合によっては10倍以上差があると思います。 ただし、全ての優秀なエンジニアが最初から優秀だったわけではありませんので、ある程度までの均等な教育は行われるべきだと思います。現在も教育に熱心な会社では新人教育を中心に機会均等な教育は行われていると思います。

しかし、ある程度実践を積んだ中堅エンジニアに対する教育(=投資)はあまり行われていないのではと思います。私は優秀な中堅エンジニアを育てる事は、ソフトウェア開発会社にとって会社の資産を増やす非常に重要な事だと思います。そして EY-Office はその為の支援を行います。