『えせソフトウェアエンジニア』の弊害

Ruby on Railsの教育を行ってるものとして、
O/Rマッピング技術の進化が皮肉にも助長している「えせMVC症候群」 に釣られてみました。

中島さんも書かれているように、

MVCオブジェクト指向を表面的にしか理解していないエンジニアが増えている(ここが根本的な問題)

http://satoshi.blogs.com/life/2009/10/ormappingmvc.html

MVCオブジェクト指向、さらには HTTPプロトコルすら怪しいエンジニアがWebアプリを書いているのは、大きな問題だと私も思っています。
Ruby on Rails は一見かんたんなフレームワークに見えますが、そんな事はありません。Railsオブジェクト指向やその周辺で生まれたベストプラクティスの集大成的な面を持っています。
Ruby on Railsの後ろにあるオブジェクト指向やもろもろの知識なしに使っても、期待される生産性やメンテナンス性は得られません。


私も Ruby on Railsの教育を行う際には、この「後ろにあるもの」を限られた時間の中でも ちゃんと伝えていくつもりです。

宣伝でした ^^)