墓頭(ボズ)

墓頭

墓頭を読みました。内容はAmazonの内容紹介にあるようにドキドキしながら一気に読みたくなる小説です。

1955年。頭に、双子の片割れの死体が埋まったこぶを持って生まれ、周りの人間を次々と死に追いやる宿命を背負った男―ボズ。異能の子供ばかりを集めた福祉施設「白鳥塾」に収容され育つが、そこで出会った少年少女―ヒョウゴ、シロウ、ユウジン、アンジュらによって、ボズの運命は大きく変わっていく―。70年代の香港九龍城、80年代のカンボジア内戦を経て、インド洋の孤島での大量殺戮事件にいたるまで―底なしの孤独と絶望をひきずって、戦後アジアの50年を生きた男の壮大な神話が、いま開幕する。

壮大な物語ですが、巧妙な最後にはなぜか爽快に気持ちになれる良い物語でした。
それから映画で見てみたいです、原作を完全に再現すにはかなりお金がかかるでしょうけど、ややB級な作りでもスリリングな感じが出ていれば是非みてみたいです。