1Passwordを使うことにしました
長らくパスワードの管理は適当にやってたのですが、最近 1Password を知り使うことにしました。
1Passwordの紹介記事はたくさんあるのですが、多くの記事に書かれてる内容と 1Passwordのホームぺージ に書かれている内容は違いがあり調べながら使ってみた結果を書いておきます。
価格
紹介記事には、まず Mac AppStore で ¥7,800 のアプリ (以前は ¥6,000だったようです) を購入するように書かれていますが、ホームページ には $2.99/月 (ただし年間契約の場合) と書かれています。そして契約すれば Mac, Windows, iOS, Android のアプリは無料で使えます。さらにWebアプリだけでも使えます。
もともと売り切りのアプリとして作られ、それがサブスクリプション型のサービスに発展してきたのでしょうか? アプリを購入した場合はWebアプリはタダで使えるのでしょうか??
私はWebから1ヶ月の無料お試しを登録し、使えそうなので $2.99/月 のプランを契約しました。ちなみに年間契約にしないと $3.99/月 になるそうです。
パスワード情報の共有
紹介記事には、アプリのパスワード情報の格納庫(ヴォールト)を Dropbox や iCloud に置き、複数の Mac, PC, iOSデバイスで共有するように書かれています。確かにこの方法で複数のデバイスでパスワード情報の共有できました。
しかし私の場合、使っている Mac のうち一台は仕事先の企業から借りているものなので 個人用のDropboxはインストールしていません。また Dropbox でパスワード情報を管理しようとすると Dropboxのパスワードを覚えていないと使えない事になります。1Passwordを使うメリットの一つはアプリで発生させた長い安全なパスワードが使える事にありますが、長い安全なパスワードを暗記するのは大変そうです・・・
実は ホームぺージ で作成した保管庫(ヴォールト)は、全アプリで共有できます。これを使えば Dropbox等は不要なのです!
また Mac アプリ等はローカルにも情報を保存しているのでネット接続が無くてもパスワード情報は参照できます。
情報のバックアップ
万が一 全Macが壊れるとかウイルスにやられ、しかも1Passwordのサービスが終了してしまうと私の全パスワード情報が消えてしまいます。どうしても気になる場合は。
- Macアプリで保管庫(ヴォールト)単位でファイルにエクスポートし、ファイルを安全に管理する
- Macアプリの印刷でパスワードを含む全情報が印刷できるので紙またはPDFファイルで安全に管理する
- Macアプリでローカルな保管庫(ヴォールト)を作り全情報をそこにコピーし、保管庫のファイルを安全に管理する
などでしょうか