JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド 4章 〜 9章
- 作者: Bruce A. Tate,角谷信太郎
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2007/04/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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先ほど、読み終わりました。
感想など:
- 4章からは、具体的に今までJavaで開発していた会社/チームがRubyへ移行する際に考えなければ行けない事、手法などをまとめたものです。
- 既に、たくさんの方が書かれているように、これはJavaからRuby だけでなく、従来の手法とは違う手法を導入しようと考えている全ての開発者/マネージャに役立つ内容だと思う。
- 最初にこの本を、高木さんに見せてもらった時の感想は、本が 小さい! 薄い! でした。今回読んでみて、何カ所かで「これで終わり!?」 という物足りなさを感じてしまうところもありました。しかし、この本が詳細に書かれた500ページを超える大著だったらどうでしょうか? 途中でめげてしまう人も出てくるかもしれません、それ以前に本屋さんで選ばないかもしれません。この本はサブタイトルにもあるように「ガイド」なのです。
- 電車通勤の時間で気軽読める、というのはこの手の本では重要なのかな と思いました。
- 7章では教育の問題にもふれられています、この部分は教育業に進んでいる私としてはより検討しなくてはと強く意識しました。
- 最後に、著者が初めてJavaにふれた時の興奮がかかれています。そしてRuby/Ruby on Rails がその時以来の衝撃だという記述で終わっています。私も昔 28.8K bps のダイアルアップ回線で長時間かけてダウンロードした HotsJava の上で動く Duke 君には興奮した記憶があります。そして今 Rails の自分が行い事が簡単に出来てしまう事に感動する事が何度もありました。これが、次の10年の技術になるのはか、今を生きてる私たちにの考え・選択・行動に関わっているのだな と思いました。
最後に
素敵な本を訳してくれた、角谷さん に感謝します !!