Allegro Common Lisp Free Express Edition をWindowsにインストールしてみた

明日開催される、Lisp in One Day 2007 November に参加するので、Allegro Common Lisp Free Express Edition をインストールしてみました。
インストール済みの Allegro CL 8.1 と EmacsLisp in One Day 2007 Novemberページに置いてありますが、ここでは Franz 社のページからダウンロードしてみました (実は、インストール済があるのを見落としてたのでした・・・)


ダウンロード

http://www.franz.com/downloads/allegrodownload.lhtml ページの 「Download Now!」をクリックしユーザー登録等をするとダウンロードできます。また Macの場合はライセンスコードが登録したメールアドレスに送られてきます。

また、Windows用の Emacs もここからダウンロードできます。

インストール

通常のWindowsアプリ同様のインストーラがあり普通にインストールできます。ただし・・・・

Allegro Common Lispは下に書いたような形態のバイナリーコードがありますが、Windows版では IDEタイプの allegro のみが入っていて、他の形態のものは Lisp コードを実行して作成します。

  • mlisp: Modern base Lisp image, international (16-bit characters)
  • alisp : ANSI base Lisp image, international (16-bit characters)
  • allegro: Modern IDE image, international (16-bit characters)

Emacs と組み合わせて使うには、 mlisp が必要なので、作成する必要があります。
手順は readme.txt に書かれていますが 少し 間違っています ^^);

正しくは、以下でこのコードをIDEタイプの allegroの Debug Window にコピペして実行します。

  (progn
    (build-lisp-image "sys:mlisp.dxl" :case-mode :case-sensitive-lower
                      :include-ide nil :restart-app-function nil
		      :restart-init-function nil)
    (when (probe-file "sys:mlisp.exe") (delete-file "sys:mlisp.exe"))
    (sys:copy-file "sys:allegro-express.exe" "sys:mlisp.exe"))

Emacs

Emacs は Franz のページにもありますが、 Meadow でも使えました。

.emacs (Emacsの設定)

Emacs と Allegro Common Lisp の連携の仕方が http://www.franz.com/emacs/index.lhtml に書かれていますが
パスが間違ってます ^^;

全ての C:/Program Files/acl81/C:/Program Files/acl81-express/ に書き換えて下さい。

M-x run-lispEmacs 上で快適に Allegro Common Lisp が実行出来るようになります。